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きままにメガテン関係のSSを書いてゆきます
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初デビサバSSです
昨日、デビサバ好きさんに~の質問やってて思ったんですが、2にも質問あったら
いいですね。

どなたか作ってくださらないだろうか。
自分でつくると、P3の理事長並みにサムい質問集になってしまいそうで
こわくてできない

う~ん、でもよく考えれば、あれは2でもOKな内容だったから
当てはめて回答すればいいような気もしてきました


あ、でも「あの方に会いましたか」という質問は…ええと、「あの子と遊びましたか」に変換すれば…


アリスは、元ネタが真1なんですよね、たしか。
私は、真2から始めたので、おじさん二人とアリスねたに遭遇したのは、ライドウだったりして。


いや、ペルソナとかでもいましたけど、隠し悪魔っていう扱いでしたし。

うん、アリスはかわいいですよね、ちゃんと仲魔にしてつれまわしています、2でも。

ああ、しかし、しばらくデビサバ新作はないだろうから…、またPS2のゲームを引っ張り出して
やるしかありませんね。


とりあえず、つづきにはじめて書いたデビサバ2SSをUPします。



彼が幼馴染を選んだわけ その1





「あれ~、どしたの道夫?また、ニカイア?」
着信したメールを食い入るように見つめていると、幼馴染みが横から画面を覗こうとする。
 
「っ!違う、違うから!スパムだから!」
 
道夫があわてて携帯を後ろに隠すと、大地があきれたような顔をした。
 
「嘘付けよ。ジプスの関係者かニカイアからしか、メールこないだろうが」
「うるさいな、大地には関係ないんだよ、ほっとけ」
 
 
言い捨てて、道夫はその場を後にした。
行き先は、男子トイレ(ジプス東京支局)である。
 
 
個室に落ち着いた道夫はもう一度、着信したばかりの衝撃的な『死に顔動画』を確認した。
 
「どうしよう…、というか…、え、なにこれ。死に顔動画っていうより、この場合死因が分からないっていうか、え、えええ?」
 
今回、送られてきた死に顔動画は、一つ年下の従弟のものだった。
 
ほうっておけば、彼はこの動画のとおり死んでしまうことになる…と経験則から判断できる。
しかし、問題はどうして彼が死んでしまうのかサッパリ分からないところだった。
 
動画の内容は、従弟が何かに気づいてハッとした顔をする。
 
布団から立ち上がり歩き出そうとした途端、画面が激しくぶれて一瞬動画が途切れる。
 
数秒後、再び映し出されたのは、何かに毛躓いて転ぶ彼の姿。
 
従弟を転ばせたのは、別の人間の体でその人もまた死んでいるらしい。
うつ伏せになった男はけつまずいた従弟が、倒れ掛かってきてもピクリとも動かないのだ。
 
そして、最後に呆然と目を見開いたままの死に顔のアップ。
 
以上が、動画のすべてだった。
 
 
「と、とりあえず電話してみよう…って、あああ!駄目だ、通じないよ」
 
急いで電話帳から従兄弟の携帯番号を呼び出したところで、我に返る。
先ほど、大地がいったとおり、現状でメールや通話が可能なのはジプス関係者とニカイアのみだった。
 
「…どうすれば…、どうしたらいいんだ」
 
 
動画が着信してから、実際に死ぬまでの時間は、どんなに長くても2時間から3時間程度。
交通機関が麻痺している今、従弟のところに直接駆けつけるのは物理的に無理だった。
 
道夫は、ため息をついて携帯を仕舞った。
 
「…しょうがないや、選ぶ道は決まったな。俺の精神衛生上…、そして叔母さん夫婦のためだ」
 
迷っていた心が、一つの動画によってぴたりと選ぶべき道を決めた。
母方の従弟の死に顔動画が、最終的に背を押す格好になり、そして………
 
 
6日目の夜、道夫は幼馴染の手を取った。
 
 
「世界を復元しよう。そうしたら、きっと死んだ人だって生き返る」
「そ、そうだよな!新田さんだって、だよな」
「そうだよ。この6日で亡くしすぎたよ。ケイタとかジュンゴとかジョーさんとか、オトメさんとかイ…じゃなくて新田さんとかマコトさんとか!!」(ゲームシステム上の矛盾はなかったことにしてください
 
道夫の言葉に、大地は決意に満ちた表情でうなずいた。
 
「必ず、ポラリスを倒して、世界を元通りにしような」
 
 
 
 
実際に相対したポラリスは、世界を復元した場合、上書きされた、元の自分の存在が危うくなるかもしれない。
 
具体的には記憶が無くなるか、最悪存在そのものが抹消されるかもしれない、と告げた。
 
だが、そこで怯む者はいなかった。
なんとしても、平凡で退屈でそれでいてかけがえのないものと知った、日常を取り戻すのだ。
 
 
気の遠くなるような時間をかけたのか、あるいは一瞬だったのか。
 
己の持てる限りを出し尽くして、とにかく道夫たちは戦いに勝った。
 
世界の管理者であるポラリスに勝って世界を復元した。
 
 
すべてを成し遂げた後、道夫は気がつけば駅のホームに立っていた。
隣には、幼馴染の姿がある。
 
携帯の日付を見れば、すべての始まりの日だった。
 
「時間が、戻ってる。良かった…、成功したんだ」
なぜか、記憶は消えていない。
あの怒涛の一週間の記憶は、脳裏に刻まれたまま失われずにいた。
どうしてだろうと首をひねったが、とりあえず大願は成就したのだ。
些細なことは、つつきまわさずにおくことにした。
 
「……~い、お~い、聞いてる?」
 
「あ、大地。うん、ごめん、聞いてなった」
「お前、ホント正直だよな、だからさ…」
 
道夫は、大地との会話で彼があの一週間の記憶を持っていないことが分かった。
けれど、あの戦いと試練の日々は確実に今の大地に影響を与えている。
 
大地は、変わった。
先のことなど分からないとかボヤいていた筈の幼馴染は、自分なりの考えを持って将来を選びとろうとしている。
 
「元通りより、少しよくなってるよな、うん」
「おいコラ、ヒトの話の途中でまたトリップしない!って、あ!あれは…」
 
道夫は大地の視線の先をたどり、世界の復元がなされたことを改めて実感した。
 
彼女が、歩いてくる。
 
その喜びから、大地の絶滅危惧種云々から始まるアホな説明にも、その後彼女に声をかけるときにも、湧き上がる笑みをこらえきれずにいた。
 
 
「よ、イオ!」
 
 
漫才のような会話の末、今度3人で遊びに行こうと笑い合い駅の階段を登る。
 
8日前にこの登った時、この駅のホームには死があふれていた。
 
けれど、今は違う。
 
雑談を交わしながら、3人は一歩一歩階段を登っていく。




グッドエンド…にみせかけて、オチがあります。
続きはまた明日。

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